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最近では塾に通ったり、家庭教師をつけると言う中学生も非常に増えています。
高校受験やその先の大学受験などを見据えて知識を含め学習能力を高めると言う点では非常に効果的な方法となっていますが、
その反面1つの大きな問題を抱えてしまうことも少なくありません。その大きな問題とは、自分で考え様々な問題を解決すると言う能力です。
一般的に大人になると、周りの問題を自分で考え解決しなければならない場面が非常に増えてきます。
これはどこかに答えが用意されているものではなく、これを解決する人の考え方やその後の行動が大きな影響を受けることになり、
またそれによって進むべき方向が大きく変わってしまう恐れもあると言う非常に重大なものです。
これらの問題を解くためには、常に自分でその原因を考え、いろいろな情報を効率的に集めながら自らで決断し判断していく力を持っていなければなりません
本来中学校やその後の学校で学ぶ問題の解決は、そのための能力を養う意味で重要なものとなっていますが、
現実的には限られた時間の中で早く問題を解かなければいけないと言う課題を抱えているために、
迅速に答えを導く方法を学んでしまうことが多いのです。
これが学習塾や家庭教師をつけることにより、わからない問題に関してはすぐにその場で答えを教えてもらえ、
次に進んでしまうと言うプロセスが繰り返されることにより、逆に様々な問題を抱えてしまうことが少なくありません。
このような目の前の問題の答えを導くことばかりを考えてしまっているような教育では、
目の前の問題は解けるのですがこの内容が変わったり、もしくは考え方のパターンが変化しただけで途端にこれを解けなくなってしまうことが多いのです。
さらに社会人になった時に、自分自身の目の前にある問題に関してその解き方がわからないと困ってしまうことになるため、
その向き合い方を根本的に考えることが必要となっています。
セルモの個別指導では、問題の解き方に対してわからない点があった場合、
もう一度自分が理解しているところまで戻って再度学習をすると言う指導法を導入しています。
これは一見時間がかかる方法でもありますが、子供の理解を深め十分にその知識を習得することができるとともに、自分自身で学習し答えを見つけたと言う自信を子供に与えることにもなります。その自身が様々な問題に積極的に向き合い、自分自身で答えを探す原動力にもなるため、非常に重要なポイントとなっているのです。